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ITエンジニアの志望動機について解説| ポイントと例文まとめ
ITエンジニアとしての転職を成功させるためには適切な志望動機が必要不可欠です。

この記事では、志望動機を書く際のポイントや、各職種の具体的な例文、NGな志望動機について解説します。志望動機を書く際の参考として、転職活動への第一歩を踏み出してください。

志望動機で記載すべきポイント

ITエンジニアを志望する理由

ITエンジニアの経験者であるなら、これまでの実務経験が重要なポイントとなります。過去の業務で得た知識やスキル、具体的な実績や成果を通じて、自身のキャリアとバリューを示しましょう。

また、将来の目標やキャリアパスを具体的にすることで、その実現に向けて転職を希望していることに説得力が生まれます。

一方、未経験者であれば新たな挑戦を求める意欲やIT分野への興味、そして成長に向けた意欲が重視されます。

過去の経験や学び、ITに関する自己研鑽の姿勢をアピールし、自己成長と会社への貢献意欲を示すようにしましょう。エンジニアとしての経験がなくても仕事内容への理解が深いと判断されれば、未経験であっても評価されます。

そのほかに現職での業務や対人コミュニケーションの経験など、エンジニアとしてのキャリア以外にもアピールできるポイントはまとめておくようにしましょう。

選考を受ける会社を志望する理由

ITエンジニアの求人案件は多岐にわたり選択肢も多い中、なぜ特定の企業を選んだのか。これは採用企業にとっても大きな関心事といえます。

まず、応募する企業について十分なリサーチを行いましょう。採用ホームページやSNS、求人情報だけでなく、社員の声や企業のカルチャーがわかる情報にも触れることをおすすめします。

募集企業の理念や提供する製品・サービスに共感する部分、自身の興味がある技術に関わることができる可能性、自身のスキルや経験が活かせる場があるかどうかなど、具体的なポイントを挙げて、志望動機に落とし込みましょう。

その企業を選んだ理由を具体的に説明し、自身の考えと企業カラーが一致することを示すことが、志望動機を説得力のあるものにするポイントです。

転職した自分が会社に貢献できること

経験者であれば、これまでの実務経験や習得したスキルを活かし、即戦力として企業に貢献できることをアピールすることが重要です。

過去のプロジェクトや成果物、使用したプログラミング言語などを具体的に挙げ、入社後にどのような業務を担当し、どのような成果を上げることができるかを示しましょう。

自身のスキルや経験を活かして、チームの生産性向上やプロジェクトの成功に貢献できることをアピールします。

未経験者であっても、自己学習や関連する経験を通じて、入社後に貢献できることを示すことが重要です。

IT関連の自己学習や経験を積んできたことをアピールし、ITエンジニアとしてのキャリアを積むために積極的に取り組んできた姿勢を示します。

また、興味や関心がある分野についての情報収集や基礎知識の習得を行い、自身の強みを生かしてチームに貢献できることのほか、前向きな姿勢と成長意欲を伝え、入社後も努力し続ける姿勢をアピールします。

【職種別】ITエンジニアの志望動機の例文

システムエンジニア

これまで介護業界におけるシステムの開発に3年間携わってきました。
SEとしての経験を積んできましたが、基本設計や要件定義の経験が少なかったため、上流工程を経験することの重要性を感じ、貴社を志望しています。
貴社は大規模プロジェクトに携わる機会が豊富であり、自らのスキルをさらに高めるための環境が整っていると認識しております。
貴社での経験を通じて上流工程にも関わり、より高度な技術力を身につけ、チームの一員として成果を上げたいと考えています。
ポイント
・過去の経験の振り返り
・現状の課題とキャリアアップ希望
・応募する企業との適合性
・将来の展望

Webエンジニア

現在の職場では、主にJavaScriptを活用したWebサイトの設計に従事しています。より大規模なWebサイトやアプリケーション開発に関わりたいと考え、貴社を志望しました。
多くのユーザーが利用する大規模なWebアプリケーションを開発している貴社の環境でスキルを活かし、事業に貢献したいと思っています。特に、貴社のサービス開発における◯◯というビジョンに共感し、自身のやりたいことを実現できると感じました。
将来的には、プロデューサーとして、Webアプリケーションの企画から運営までを担当する立場になり、貴社のビジョンを体現したいと思っています。
ポイント
・現職での経験とビジョンへの共感
・将来のキャリア目標への言及

インフラエンジニア

現在、食品製造会社◯◯のインフラエンジニアとして、サプライチェーンの最適化に向けたシステムの構築と運用を担当しています。より大規模なプロジェクトに携わりたいと考え、貴社を志望しました。
先端技術を駆使したインフラ構築、安定性や拡張性が業界でも高く評価されている貴社の環境で自らのスキルを高め、新たな技術やツールを習得しながら、チームの一員として貢献したいと考えています。
また、プロジェクトチームのマネジメントも行ってきた経験があるので、貴社においてもリードエンジニアとしてチームをまとめる役割を担えると考えています。
ポイント
・現在の経験とニーズ
・技術力への関心

プロジェクトマネージャー

現在、IT企業の◯◯においてプロジェクトマネージャーとして業務を担当しています。自社のみならず、パートナー企業や関係者を含むプロジェクトの進行管理を行い、スケジュール通りの遂行やチームメンバーの成長支援に努めて参りました。しかし、今後は要件定義など上流段階からプロジェクトに関わりたいという想いから、転職を決意いたしました。
貴社では、現職で得たマネジメント経験とスキルを活かし、顧客との交渉からチームの運営までトータルに関与し、プロジェクトを円滑に進行させます。
ポイント
・現在の経験とニーズ
・技術力への関心

NGな志望動機とはどんな内容か

以下では、NGな志望動機のパターンとそのポイントを解説します。

条件面の向上だけを理由としている

働く上で条件面は大切ですが、これだけでは志望動機としてはNGでしょう。

なぜなら、その人材が本当に会社の成長や価値観にマッチするかどうか疑問視される可能性が高いためです。

企業は自社のビジョンや文化に共感し、事業の成長に貢献してくれる人材を求めており、採用担当者は転職希望者がその会社を選んだ理由を知りたいと考えます。

給与や労働条件の向上だけが動機として挙げられると、真剣に興味を持っているか疑われかねません。

そのため、転職希望者は給与や労働条件の向上だけでなく、会社や業務に対する熱意や興味を示すことが重要です。

自己中心的な内容になっている

自己中心的な志望動機はNGです。会社やチームに貢献する意思や共感を示さず、自己の欲求や利益のみを重視していると受け取られてしまいます。

一般的に、企業では協調性やチームワークを重視することが多いため、自己中心的な志望動機は好ましくありません。

志望動機は自己の成長やキャリア目標を述べる場でもありますが、それだけでなく会社やチームに対する貢献意欲も示す必要があります。自己中心的な志望動機では、その点が欠如していると受け取られる可能性があります。

曖昧な内容になっている

キャリアや将来の展望について明確に考えておらず、なんとなく転職を考えているだけのように見える曖昧な内容の志望動機もNGです。

志望動機は具体的かつ明確なものであるほうが、採用の可能性が高まります。

転職エージェントなら志望動機の書き方もアドバイス可能

ITエンジニアの志望動機の書き方とポイントについてまとめました。例文についても職種別に用意しましたので、参考にしてみてください。

実際に書き起こした志望動機には客観的なフィードバックがあると、より洗練された内容となります。そこで、転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントでは、転職支援の一環として応募書類のアドバイスも提供しています。模擬面接も可能なので、不安がある場合は相談してみましょう。

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