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エンジニアとオペレーターの違いとは?転職活動でのチェックポイント

エンジニアとオペレーターそれぞれの定義と違いは?

engineer operator
まずは、エンジニアとオペレーターそれぞれの定義から確認していきましょう。
エンジニア(Engineer):工学(エンジニアリング)についての専門的な知識やスキルを持った人材。新たな技術を考案・開発・設計し、複雑な仕事の計画をたて、指示する業務を担う
オペレーター(operator):機械などの運転者・操作者。計画に基づき、ルールに従って業務を遂行する。業務に当たって必要な準備やメンテナンス、トラブル対応まで担う
それぞれの定義を比較すると「技術者としてオペレーターからスタートし、経験を積んでンジニアにステップアップする」とイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、エンジニアとオペレーターは基本的に別の職種です。

いわゆるエンジニアリング(工学)分野は広く、IT・機械・電機・船舶・建設など、多岐に渡ります。この分野によって、経験からエンジニアを目指すルートがあるもの、新卒採用時からエンジニアとオペレーターがまったく別職種として扱われるものがあるため、違いがわかりにくいのです。

転職活動では、自分の今までの経験を応募先に伝わる言葉で表現し、その経験を評価してもらうことが大切です。

これまでの職場で「私は機械エンジニアとして、3年間業務経験を積んできました」と職務経歴書に書く場合、一般的には「納品先の要望や課題に応じて機械の設計やレビュー、プロトタイプを作成するといった業務を担当していた」とイメージします。それに対しての実務経験が「プレス加工機を用いての製品製造と機械のメンテナンスを担当」であると、想定している業務が異なるため面接に進むことができません。

しかし、エンジニアやオペレーターといった職種名は省令で定められているわけではなく、新卒採用時には「総合職(技術系)」など転職活動時にはまったく使われない職種名で募集されていることも多いため、自分のこれまでの仕事がどちらに当たるのか悩む方も多いのです。

自分がエンジニアとオペレーターどちらの仕事が向いているのか迷ったときは

エンジニアかオペレーター、どちらの職種が自分に向いているか悩んでいる方向けに、転職活動をしようと思ったきっかけによってどのように判断するかポイントを紹介します。

転職で年収をあげたい!

年収をあげることが目的で転職をお考えなら、求人票の見方について学ぶことから始めましょう。

インターネットで多数の転職情報をチェックすることができますが、その表記の仕方は実は統一されていません。

エンジニアと表記されている求人の方が、応募条件に学歴や明確な実務経験を求められることが多く、それに伴って給与が高いのが一般的ではあります。しかし、業種や企業規模によっては、オペレーター職でも豊富な資格手当や充実した福利厚生、手厚い夜勤手当など、トータルの年収では多くなるケースも少なくありません。

これらの内容は「月給:〇万円~〇万円」といった求人票上の表記には記載されていないケースもあります。

また、入社時に提示される給与から、どのように昇給・昇格の可能性があるかがわかる給与テーブルも基本的には開示されていません。

これらの「給与の仕組み」について、どのような可能性があるか情報収集しましょう。

手に職をつけて長く働けるようになりたい!

将来に向けて、若いうちから「成長」を考えることは素晴らしいことです。

しかし、漠然とした「今の職場では成長できていない」という不安だけで闇雲に成長を謳う会社に転職することはお勧めできません。

・定期的に資格を取得することが推奨されていて、支援もある
・仕事の担当が明確に設定されていて、経験を積むことで対応範囲がひろがっていく
・改善に全社的に取り組む風土があり、良い改善点を挙げると年次を問わず表彰される
・取り組んでみたい事業領域があり、自ら異動を希望できる

自分がどんなポイントに「成長」を実感できるかは人それぞれです。「手に職をつける」とはどういう意味なのか、仕事内容を研究しながらイメージしてみましょう。

今の職場の人間関係につかれた……

職場の人間関係は離職理由のもっとも多い原因と言っても過言ではありません。しかし、面接で離職理由を問われたときに「正直に答えて良いものか?」と迷ってしまいませんか?

一般的にオペレーターの方が個人で完結する仕事が多く、必要以上のコミュニケーションを求められないと言われることが多いため、上記の理由でオペレーターを希望される方は少なくありません。

しかし、これも会社によって異なります。新卒採用時と異なり、職場見学や説明会の機会も少ないため、把握するのが難しい問題があります。

・一緒に働く社員の人数や性別、年代
・主な通勤手段(車やバイク通勤が可能か?)
・チームを組んで仕事をするか、個人ごとに分担するか
・トラブルや異常が発生したときに相談できる体制はどのようになっているか

など「職場の雰囲気」について想像できて、具体的に質問が可能な内容を考えてみると、自分にとって居心地のよい職場をイメージしやすくなります。

人材紹介会社を活用した情報収集

人材紹介会社は単なる未公開求人の紹介をするだけではありません。今回紹介したような「情報収集」についてもサポートできます。

エンジニアとオペレーター、どちらが自分に向いているか客観的に判断してもらいたい。
今までの職務経歴はどちらでより評価されるか市場価値を知りたい。

まだはっきりと転職をするか決めていない方も、私たちJP global staffにお気軽にお問い合わせください。

エンジニア転職・オペレーター転職両方に精通したスタッフが対応いたします。

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当社の人材紹介サービスは、 技術系専門職に特化した求人サポートを提供しています。エンジニアの優れたスキルと能力を最大限に活かせるよう、厳選された求人情報を提供しています。クライアントとの緊密な連携により、求職者の技術的なニーズや希望を的確に把握し、最適なマッチングを実現します。

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